*Kiwi English*

英語圏の国を旅して、こんなにも英語が聞き取れなかったのは初めてだった(笑)。
アメリカでもカナダでもイギリスでもオーストラリアでも、香港やシンガポールでさえ、こんなに英語が聞き取れないってことはなかったのに。
考えてみれば、私がずっと接してきたのは米語だったし、日本で手に入る教材といったらほとんどが米語で作られている。頭の中の音の回路は当然米語でできあがっているわけだから、Kiwi Englishがなかなか聞き取れないのもしかたないとは思うのだけど。やっぱりまだ修行が足りん!ってことですかねェ。

でもひとことで言えば、「なまっている。」って感じ。
オーストラリアと同じように[ei]の音がすべて[ai]という発音になる。
つまり「8」は“アイト”と発音される。これが頭ではわかってはいるのだけど、すんなり理解できない。
理解するまでにどうしてもワンテンポずれてしまう(笑)。

牧場で見たアヒルの競争で、係の人が
"Who will win the rice?"って言うのを聞いて、
「勝ったアヒルはごはんがもらえるんだあ〜!」なんて思ってしまったアホな私(笑)。
考えてみたら rice って発音してるけど、これって race (レース)じゃない?!って
気付いたのは2分後くらいだった(笑)。

[ei]が[ai]になるほかにも、[e]の音が[i]に近くなったり、[a]や[o]の音が間延びする感じで発音されるようで、非常にわかりづらい!
もう1週間くらいあちらで過ごしていれば、もうちょっと聞き取りも楽になったかな〜と思うのだけど。

英語も世界の共通語として、いろいろな人に使われるようになっている。いろんな英語があって当然。そういう英語に出会って冷や汗をかくのもまたいい経験です!

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