<プロッキーの股関節形成不全A>


2005年9月22日、プロッキーが股関節形成不全だと診断されてから半年が過ぎました。
この半年の生活の様子、再診のことなどをまとめました。

@体重管理                                           

股関節形成不全と診断された時点でのプロッキーの体重は14.6キロ。
多少変動はありましたが、成犬になってからはだいだいこのくらいで落ち着いていました。
ただもう少し減らす必要があるということで、フードを低カロリーのものに変えました。
手作り食と混合であげていたのですが、お腹が弱いプロッキーにとっては、手作り食はどうもお腹の調子が安定しないので、
最近はフードを中心に、時々馬肉をあげるくらいにしています。
現在の体重は13.2キロ。1.4キロ減です。
毛が多いのでそれほど痩せたようには見えませんが、シャンプー後、濡れた時に見るとだいぶ細くなりました。

Aサプリメント                              

現在プロッキーに飲ませているサプリメント
  ・コンドロイチン、グルコサミン、MSM、などの入ったもの (関節にいい)
  ・フラックスシードオイル (関節、被毛にいい)
  ・アミノ酸のサプリ (筋肉量を落とさないため)
  ・消化酵素 (お腹にいい)
  ・クランベリーのサプリ (尿疾患にいい−膀胱炎になりやすいのでその予防のため)

サプリについては、本当に有効なのかどうか賛否両論あるようですが、なんにもしないよりはしたほうがいいし、なにかせずには
いられないので(笑)、せっせと飲ませています。この病気自体が治る病気ではないので、あくまでも現状維持のため、です。

B運動                                            

ディスク以外は今までどおりの生活をしています。
アジリティの練習にも週1回通っているし、毎日朝夕は広場でボール投げをしたり、スピカと追いかけっこをしたりして
これまでどおり走っています。
ただ走らせるときはなるべく草地で走らせるようにしています。
またボール投げなどは、あまりやりすぎても心配なので、10回投げたら終わり、というようにやらせすぎないように人間のほうで
コントロールしながらやっていますし、なるべくジャンプさせないように低めに投げたりしています。
実をいうとディスクもほんの少しだけやっています。ローリングで拾わせたり、できるだけ短く低く投げたり、反対に届かないくらい遠くに投げて落ちてから拾わせるようにしています。
走り方も今までと変わらず、体重が落ちた分かえって速くなったような気がします。

C再診                                       2006年3月17日

初めの診断から半年。今回はまた触診とレントゲンを撮りました。
股関節形成不全の犬は前足のひじ関節も悪くすることが多いそうですが、触診では問題なしでした。
それからレントゲンです。
半年前に撮った写真と並べて見せてくれましたが、その時とほとんど変わっていませんでした。
少し筋肉がうすくなっているように見えたのですが、それは写真の写りのせいで、問題なしとのことでした。
この半年、とにかく悪くならないようにと思って生活させてきましたが、悪化することなく、半年前の状態を維持できたのはなりよりもうれしいことでした。
またこの分なら次の検診は一年後でいいとのお言葉もいただきました。



現在は、知らない人がプロッキーの走っている姿を見たらとても股関節に障害を持っている犬だとは思わないくらい元気にしています。
それでもやはり腰を振りながら歩いていますし、疲れやすい気がします。
こちらも運動中や運動後はびっこを引いていないかをいつもチェックするようになりました。
現在はまだ若いからいいですが、やはり年を取ったときのことが一番心配です。
その時に少しでもいい状態を保っていられるように、また次の検診までの一年間、このままの状態を保つようにまた頑張ろうと思います。



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2006年7.月22日